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僕たち三人は、確かに同じ時を生きた
《ルーリッドの村》で育った少年・キリトは、
幼馴染のユージオとともに巨大な黒樹・ギガスシダーを倒すという天職を背負っていた。
今日も巨木を倒すべく斧を振るっていると、幼馴染のアリスが手作りのパイを差し入れにやってくる。
昼食のさなか、3人はおとぎ話にでてきた《果ての山脈》の洞窟へと遠出することを決める。
世界の掟である禁忌目録に違反しないか不安がるユージオに、
キリトとアリスは大丈夫だと口々に言い、出発の日を迎える。