元気がある時じゃないと読めないので時間がかかりました。
この地獄を読みたくないと思うのに読んでしまう話の上手さよ…。
こう動いていたんだ…とじわじわと侵食していく陰鬱な展開に引っ張られ、抜けられずに精神が引きずられていきます。しんどい。
そしてまた1巻の最初から6巻までを改めて読み返して照らし合わせるとサイコパスさに胸糞悪くおぞましくなります。
1つの事件が終わりこれが最終巻です。
連載お疲れ様でした。実体験をしているようなリアルさにメンタルがやられるけど夢中になる良作でした。
実写化されるとしたら忠実にお願いしたいです。
みーちゃんがまた見たいし、もしまた違う事件で新章が始まっても嬉しいです。
次回作も楽しみにしています。
商品紹介
警察署に置かれたバケツには致死量12人分の血液と1本の腕が入っていた。
ベテラン刑事と美人上司のバディが片腕のない男を追う! 男は警察にケンカを売りつけるように挑発を繰り返す。
捜査を進めるほどに謎は深まり、過去に起きた事件が関連を見せ始める。この事件、根が深い!
『ROUTE END』でサイコ・サスペンスの実力を見せつけた中川海二の意欲作!
最終第6巻では、バケツに入っていた腕の謎、古田美輪子の死の理由、バケツ男の行動について、あらゆる疑問が紐解かれる!